
今日は地下足袋の紹介をしようと思います。



おう!いいね。
作業しやすいんだよね。



そーそー。あまり馴染みがないけど
ものづくりの現場だととても便利な靴だし…



実は種類も豊富で、
かゆいところに手が届く工夫が満載なので
紹介したくなってしまった☆
…ということでみていきましょう!
そもそも地下足袋って何?
地下足袋(じかたび)は、足の裏にゴム底がつき、足の指が親指と残りの二股に分かれている作業用の足袋のことです。親指が独立しているため、地面を掴んで歩くような動作が可能となり、つま先に力が入りやすいのが特徴です。
軽くて柔軟、同時に接地性に優れているので、足場の悪い条件で作業をする場合に適してます。農林業に従事する方や、大工、庭師、左官、鳶職など、建設作業に携わる職人などに用いられています。
太い掛け糸に「コハゼ」という金属製のツメを掛けて履きます。








私たちもよく履いています。特に、
- 樹の剪定などの高所作業
- 家のリノベーション、解体など
- 土木作業
- etc
…など、足場が悪く、確実に足を地面に踏ん張りたい時に便利です。
実際履いて、どーお?



メリットはかなりあるよ!
・動きやすい
・足を踏ん張りやすい
・足袋用の靴下を履けばムレにくい
・ゴミが入りにくい



・木登りしやすい
・足音が立ちにくい
・苔(コケ)の上も歩ける



滑りにくい



職人ぽい



シュッとしてかっこいい
…など、良いことは多いですね。
ただ、足袋は普段履いている靴と大きく異なる点が多いので、苦手な方もいらっしゃいます。(私の職場の先輩にもいらっしゃいました。)…ので、なかなか慣れないようでしたらご自分に合う靴でもOKだと思いますよ。
実は種類が豊富!
地下足袋は、目的用途に合わせたものが多いです。



この、かゆいところに手が届くレベルの工夫の数々…
…を実感し思わずメーカーさんに感謝するレベル。良い商品もたくさんあるのでご紹介します。
①スタンダードな地下足袋(12枚コハゼ)


よく目にする地下足袋がこちら。
12枚コハゼタイプが割と多く流通していると思います。ザ・シンプル。
アキレス腱全体を覆っているので、軽い切り傷等は防いでくれます。
②コハゼが少ないタイプ(シイナ妻・おすすめ)


こちらは5枚コハゼタイプ。
12枚コハゼのデメリットのひとつに脱着のしにくさがあります。確かに留め具が12箇所もあるので。
それを解消したのがコハゼの少ないタイプ。5箇所ですみますからね。
- 作業中、脱着回数が多い場所
- すぐ履きたい方
へはおすすめです。
③薄いのが苦手なら・クッション性タイプ(シイナ夫・おすすめ)


履き心地がいい!
地下足袋のもう一つのデメリット、それは疲れやすいこと。
底が薄いので地面からの衝撃が直に伝わり、スニーカーなどに比べると足が疲れやすいのです。
しかし、これは違います。



疲れにくい!
動きやすい!
スニーカーとの履き心地が変わらない!
…と足袋のデメリット改善して、履き心地を追求しているので、ぜひ機会があればお試しください。
④先に芯が入っているタイプ
つま先を保護したいのならこちら。
樹脂製の先芯タイプもあります。
鉄板が入っている安全靴などに比べると足の保護性に劣るのですが、作業状況に応じて選ばれると良いかも。
⑤冬でも暖かい・もこもこ地下足袋


寒い冬でもポカポカ快適
地下足袋は薄いので冬寒いんです。なので、



冬は我慢して履くもの…
…と思っていましたが、違いました。これを履いた時に、



もう我慢しなくて良いんだ(泣)
…と、涙ちょちょぎれました。それぐらい暖かい!!!
⑥斜面もへっちゃら・スパイク足袋


斜面での作業は断然こちら!
しっかり地面を掴んでくれます。ほとんど滑らない。
斜面での作業はこれを履かないと始まらないと言っても過言ではないです。
補足として、斜面での作業時により詳しいおすすめの服装・道具・手順を紹介した記事がありますので、あわせてご一読ください。


⑦長靴がわりに・トラクターシューズ(ゴム足袋)




長靴タイプもある!
「ゴム足袋」とか「トラクターシューズ」とも呼んでいます。防水タイプです。
普通の長靴に比べて、
- ファスナー付きなので足に密着する
- 足元が悪いところも踏ん張りやすい
- ゴミが入りにくい
…ので使いやすいと感じてます。
まとめ
いかがでしたか?
想像していたより種類が豊富だと感じられたのではないでしょうか?
これらはホームセンターでも見かけるものなので、一度ご自分で試し履きされ選ばれるのも良いかもしれません。
それではでわ〜♪